2020.08.12
水分補給について
こんにちは
8月に入り毎日猛暑が続きます。
熱中症には気を付けて下さいね。
そこで今回は熱中症の予防として水分補給についてお話致します。
人間の体内の水分量の5%を失うと脱水症状や熱中症の症状が現れ、10%を失うと筋肉の痙攣や循環不全が起こり、20%が失われると人は死に至ります。のどの渇きは、1%程度の水分が失われると感じるようになり、既に「脱水」と同じ状態になっているといわれています。
一般的に、人の1日の水分出納は約2.5Lです(尿:約1,500ml、不感蒸泄※:約900ml、便:約100ml)。夏場は汗をかく分、意識して水分の摂取を心がける必要があります。
水分補給として一度に大量の水を摂取すると、かえって体内の電解質バランスを崩して体調不良を引き起こしてしまいます。飲む量は、かいた汗の量を目安にし、汗で失われる塩分(ナトリウム)もきちんと補給しましょう。
水分補給に適した飲み物
水、麦茶などのノンカフェイン飲料を意識してとるようにしましょう。
ほかにも、たんぽぽ茶(タンポポコーヒー)、ルイボスティー、黒豆茶、コーン茶などもノンカフェインなうえ、ミネラルも補給できるのでおすすめです。
運動や外回りでたくさんの汗をかいたときは、スポーツドリンクや経口補水液など塩分やミネラルも一緒に補うようにしてください。
ただ、スポーツドリンクは運動量の多い人が、水分補給に必要なエネルギーやミネラルを補えるように作られているので、運動をしない人が飲むとカロリーのとりすぎになってしまうこともあります。飲みすぎには注意しましょう。
水分補給に適さない飲み物
① カフェインを多く含む飲み物
コーヒー、紅茶、栄養ドリンク、コーラ飲料などにはカフェインが多く含まれています。
カフェインには利尿作用があるため、飲んだ分以上の水分が体から出ていってしまいます。
②アルコール
アルコールもカフェイン同様、利尿作用があり、例えばビール10本飲むと11本分が尿となって排せつされるといわれています。お酒を飲むときは 同じくらいの量の水を一緒に飲むようにしましょう。特にビールは糖質量も多いのです。
③糖質の多い飲み物
血糖値が急降下するので頭痛やイライラ、体のだるさなどにつながります。夏はそうでなくても暑さで疲れているので、体に余計な負荷をかけ
ないようにしたいですね。
水分補給をしっかりと行って猛暑を乗り越えましょう・
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