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運動療法の大別


 今日では様々なトレーニング法やリハビリが紹介・実施されていますが、患者さんの程度によって使う方法が大別されています。

 

・他動運動

・自動介助運動

・自動運動

・自動抵抗運動

 

主に上記のような分類に分けられます。一つずつ解説していきます。

 

 

・他動運動

 本人は力を加えず他の人や他のものに動かしてもらう運動です。主に可動域(関節を動かせる範囲)の拡大や五十肩などの初期のリハビリによく用いられます。MMTだと1の段階です。

 

・自動介助運動

 自分で動かそうとしつつ、他の人に動かすのを手伝ってもらう運動です。これ以下すべてそうですが”自動”だからと言って勝手に動くわけではありません。動かすのはあくまで自分です。主に骨折などで固定してた後の初期のリハビリなどで用いられます。MMTだと2の段階です。

 

・自動運動

 自分の力だけで動かす運動です。歩いたり、走ったりなど日常生活で行う運動の大半がこれに分類されます。つまり、自動運動ができないのは何らかの異常があり、日常生活に支障をきたしてる可能性が高いです。この自動運動までが筋肉の”回復”のための運動だと言えます。MMTだと3の段階です。

 

・自動抵抗運動

 自分で動かす方向と反対方向に力を加えてもらい、負荷をかけて行う運動です。スポーツや筋トレなどのトレーニングのほとんどはこれに分類されます。これが筋肉の”増強”にあたる運動です。MMTだと4~5の段階です。

 

 

 以上が各運動を簡単に解説したものになります。すべての運動に言えることですが、自分の筋力に見合わない運動では効果が非常に薄かったり、筋肉を傷めたりして逆効果になってしまったりするのでまずは自分がどの位できるのかを見定めて適切な運動を行うことが大切です。

有限会社とわ 大沢接骨院

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