2020.12.29
栄養について(ビタミンC)
こんにちは。
今日はビタミンCについてお話しますね。
ビタミンCは、水に溶ける水溶性ビタミンのです。
美容のためのビタミンとしてよく話題になります。
特に女性は大好きですよね。
ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに必要です。
これより皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。
また、病気やいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くします。
また、抗酸化作用もあり、有害な活性酸素から体を守り、動脈硬化や心疾患を予防することが期待できます。
ビタミンCは、ストレスの多い人ほどきちんととる必要があるといわれています。
ここで言うストレスとは、
寒さ、暑さ、疲労、苦痛、心痛、睡眠不足、働き過ぎなど精神的・物理的ストレスの両方です。
またたばこを吸う喫煙者も、より多くのビタミンCが使われるといわれています。
ビタミンCの多い食品は、果物(とくにかんきつ類やイチゴ)、野菜、いもなどです。
ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、できるだけ新鮮な生で食べるのがよいとされています。
洗いすぎや、ゆですぎ、水にさらしすぎたりしないことが大切です。
不足すると、寒さや細菌に対する抵抗力が下がってカゼなどの病気にかかりやすくなります。
また、骨の発育が不十分になったりします。
ビタミンCの欠乏症で知られる壊血病(かいけつびょう)は、コラーゲンがつくれないために細胞の間の結合がゆるむことでおこります。
血管や関節が弱くなることから、歯ぐきなど体の各所で出血したり、関節が痛んだりする病気です。
また、ビタミンCは、過剰に摂取しても吸収率が低下し、残りは尿から出てしまうため、一般的には有害な過剰症はないといわれています。
ただし、薬やサプリメントなどでは、吐き気、下痢、腹痛といった胃腸への影響が出てきます。
腎機能に問題がある人では腎結石のリスクが高まることから注意が必要です。
今年もわずかですね。
ビタミンCを取って風邪などひかない様に新年を迎えましょう。
住所 〒266-0011 神奈川県横浜市緑区中山町157 エタージュ中山1F
アクセス 横浜線「中山駅」から徒歩1分
TEL 045-935-1526
診療時間
午前 8:00~12:00
午後 2:30~8:00
休診日 年中無休(正月を除く)
詳しくはお知らせをご覧ください。
当院Facebookページはこちら
http://on.fb.me/1ObXilv